ハゴロモジャスミン(2014.7.12)

モクセイ科の多年草。つる性植物で、新芽も古くなると木化します。

  

花芽は、低温に当たることによって形成されるそうです。
この辺(関東のやや北部)では、晩秋位から花芽を形成し、春になって開花します。
冬は、霜が降りたりしますので、地植えにはせず鉢植えで管理しています。

温かくなり、次々に花を咲かせてくれますが、
温度管理に問題が有ったのでしょう、花芽が少なくてまばらになってしまいました。

ジャスミンの花は、夜間に香りが強くなりますので、
室内にありますとルームコロンがいらないくらい甘美な香りに包まれます。
集中力は欠けますね。

精油ジャスミンのお話
精油は、花から溶剤抽出法を用いたアブソリュートです。
主要含有成分表       提供;NARD
エステル類・酢酸ベンジル 10-30%
・安息香酸ベンジル 10-30%
・酢酸フィトリル 3-10%
・安息香酸メチル
・ゲラニル酸リナリル
・サリチル酸ベンジル
ジテルペンアルコール類・フィトール 5-15%
・イソフィトール 5-10%
モノテルペンアルコール類・リナロール 3-10%
セスキテルペン炭化水素類(−)・α-ファルネセン
ケトン類・cis-ジャスモン
フェノール類・オイゲノール
ラクトン類・ジャスミンラクトン
窒素含有物・インドール
・溶剤抽出のため、原則として原液を使用しない
・ジャスミンの精油全体として、誘眠作用がり、
 集中力を妨げる可能性があるので、用法用量を
 守って使用する

・主に嗅覚両方として用いられるが、
 リラックス作用、鎮静作用または精神強壮作用
 が期待される

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